●蔵書記　其の九　うけらが花　琴後集　2025 Jan

和歌を語るのは難しい。適当な事を云ふと、思わぬ比喩や掛詞・・・

●蔵書記　其の八　江戸の實話　2024 Oct

小説戯曲も様々あるのに実話を喜ぶ人もある、そんならと差し出す・・・

●蔵書記　其の七　将棋　此の一手　2024 Aug

将棋の対局では、ただひとつの指し手よって勝敗が分かれることがよくあります・・・

●蔵書記　其の六　小学生全集 第一巻 幼年童話集 上　2024 Mar

小学生全集は、菊池寛が昭和二年に編集した少年少女向けの全集で、巻号が八十八・・

●蔵書記　其の五　浪六全集 第一遍　當世五人男　2023 Dec

明治期の後半に書かれた村上浪六の出世作。東京市街の片外れ、千住と橋場の間に・・

●蔵書記　其の与　江見水蔭集　初鱈献上記　2023 Seot

江見水蔭は、明治大正期に活躍した小説家で、一時期は硯友社にも所属し・・・

●蔵書記　其の参　畸人傳　2023 June

この本は、江戸中期の作家、伴蒿蹊によって記された「近世畸人伝」を・・・

●蔵書記　其の弐　家庭料理大全集　2023 Jan

この本は、婦人雑誌の附録なのですが、636ページ、厚みも3センチといふ・・・

●蔵書記　其の壱　心学道話全集　2022 Nov

心学と言われても、あまりイメージが湧かないと思いますが、江戸後期に盛んで・・・

●頼政　菖蒲比べ　2020 May

怪しきことには、東三条の森のあたり、 夜な夜な一団の黒雲おこりて・・・

●一角仙人　2020 Apr

形は人なるが額に一つの角有りければ、 見る人これを一角仙人とぞ申しける・・・

●近世歌人伝・橘曙覧　2020 Apr

徒に定家の糟粕を舐り伝統と神秘の障壁の中にいじけ切つてゐた和歌も・・・

●花の宴　2020 Apr

うき身世にやがて消えなば尋ねても 草の原をば問はじとや思ふ・・・

●熊野　2020 Apr

雲かと見えて八重一重、咲く九重の花盛り 名に負う春の景色かな・・・

●西行桜　2020 Apr

お話しは鎌倉時代のはじめ、西行法師の庵の庭に、一本の桜の木があった・・・

●花の名古屋は別天地　2017 Apr

新作ＣＤ発売ライブで名古屋ヘ、企画の中には彫刻展も組み込まれ・・・

●痛恨の酔夢譚　リレーエッセイ　VOL.79　2017 Mar

酒に酔っての出来事というのは・・・

●そばづくし　那覇の長雨　2011 Dec

12月の沖縄、暖かいのは良いけれど、何故か今年は雨ばかりとか・・

●鋳物廻船・越中富山　2011 Nov

初めての富山の旅、浪漫電車に乗って、地酒、鱒寿司、港町・・・

●春は日光・雪解け旅行　2011 Mar

雪の名残も味わい深く、春の日光・鬼怒川、そして大谷へ巡る旅・・

●足利センチメンタル J　2010 Jul

彫刻展の内覧会の為に訪れた足利、六年ぶりに見る渡良瀬川の光景は・・

●海鮮金沢ロマンス紀行　2010 June

異色の出演者で構成された初の金沢公演、百万石の御膝元での顛末は・・

●きしめん経由長良川　2010 May

美濃の国から天下布武、金華山頂から長良川を望む、盛り沢山の道中は・・

●チョコちょこツアー奮闘記　2010 Feb

初日・中日・千秋楽・・三人寄れば知恵もでるでる、ちょこちょこ走りの花舞台